朝4時半にモーニングコールがあって、5時半にホテルを出発。空港に向かいます。
カイロ空港は、セキュリティーチェックが2回。1回目は空港ターミナルに入る時。2回目は乗る直前。
2回目のセキュリティーチェックの前に日が昇りました。
今度はカイロからアスワンへ飛行機で向かいます。
飛行機は満席。今の時期は、メッカへの巡礼の季節で、それ用に大型の航空機はメッカ向けに当てがわれ、この線の航空機は小型の物が使われるとのことです。
で、1時間半ほどでアスワン。
アスワンの空港はボーディングブリッジがなく、バス連絡。
こちらはアスワン空港。
アスワンダムを越えていきます。
まずは、フィエラ島のイシス神殿に向かいます。
フィエラ島のイシス神殿はアスワンダムに沈んだものを移設したもの。アギルキア島というところにあります。遺跡救出作業は1972年から1980年の間にユネスコによって行われたそうです。
ということで、このような船に乗って向かいます。
船の上から見るイシス神殿。
上陸してから、外庭、前庭、列柱室、至聖所と進んでいきます。
エジプトにしては新しいという解説ですが、プトレマイオス朝時代に完成して、ローマ時代に増築されたということで、十分古かったです。
こちらは、フィエラ神殿の第一塔門です。
綺麗な列柱が並んでいます。
レリーフがしっかり残っています
最後にトラヤヌスのキオスクへ
また船に乗ってアスワンに戻ります。
昼食はBasma hotel。綺麗なホテルです。
中庭が綺麗です。
昼食のメインは鶏肉。
この国にはブロイラーはいないとのこと。
ビールを飲みながら食べました。
目の前がナイル川。手前ばマンゴーの木。
このホテルのテラスからは、オールド・カタラクトホテルが見えます。。ここからは、アガサクリスティーが「ナイルに死す」の執筆をした部屋が見えます。このホテル、元は20世紀初頭に建てられた旧王宮とのことです。
再びバスに乗り、今度はアブシンベルへ向かいます。
砂漠の中を一路南へ。
許可を得て走っているようで、許可を得ない観光バスの場合は、警察が先導する隊列の中で粛々と進ようです。
途中でお手洗い休憩です。気温を見たら42℃。これでも涼しいようです。
これが自然にできたピラミッド。砂嵐の時期に竜巻が起こるらしく、それでこのような山が築かれるとのことです。
砂嵐は温暖化で弱くなったとのことです。
アルシンベルのホテルに到着です。
アルシンベルは日帰りの人が多いらしく、ホテルが1軒。あとはロッジみたいなものが数軒あるのみです。
お部屋はこんな感じ。
ツインベッドです。
手前がホテルのプールです。
真ん中はナイル川を堰き止めたナセル湖です。
日が落ちたプールサイド。
バイキングの夕食を食べたあと、アルシンベル神殿の音と光のショーを見にきました。
月が出ていたので、なかなか見えにくい感じでしたが、観光客が一番多い言語で解説するらしく、まさかの日本語でした。
30分強の時間です。
そしてこの日はぐっすり休みました。