この日は朝4時起床。5時から朝食。そして、暗い中アブシンベル神殿に向かいます。
まだ暗いアブシンベルの大神殿。どれもラムセス2世です。
ナセル湖の向こうに朝日が昇っていきます。
朝焼けがとても綺麗です。
大神殿の一番奥は至聖所。1年に2日だけ差し込む朝日が3神像を照らすとのことでそれを見にきました。ちなみに、神像は4体ありますが、プタハ神(暗闇の神)は薄闇に包まれたままで朝日には当たりません。
アブシンベル神殿は、ラムセス2世によって彫られた神殿です。ですが、アスワン・ハイダム建設によって水没することになってしまいました。そこで、1964年から1968年まで、ユネスコによって65メートル高い位置に移されました。その際、大神殿と小神殿を合わせて807ブロックに解体したそうです。
こちらの大神殿の正面の像は全てラムセス2世。若い時とそうでない時の像です。
左から2番目の顔は下に落ちています。移築の際に、元に戻そうかという話しもあったそうですが、そのままの方がいいということで、壊れたままになっています。
上に並んでいるのはマントヒヒ。古代エジプト人はマントヒヒを崇拝していたようです。
こちらは小神殿。ハトホル女神とラムセス2世の王妃、ネフェルタリ王妃を祀っています。正面には6体の彫像があり、入り口を挟んで3体ずつ並んでいます。うち2体はラムセス2世、残り1体はハトホル女神の姿をしたネフェルタリ王妃です。
内部には王とネフェルタリ王妃が神々に供物を捧げる場面が描かれています。
そして、ナセル湖沿いを歩いて、バス乗り場に戻ります。
今度は砂漠の道を北上して行きます。
今度はアスワンに戻って、ファルーカ、帆掛船に乗ります。
乗ったのは一番大きいファルーカ。スタッフが4人。この船に交代で乗るそうです。寝起きもこの船。歓迎の歌をタイコと共に歌ってくれます。
途中、小さい子供が歌を歌いに来たりしました。
バスはアスワンからエドフへ向かいます。エドフでナイル川のクルーズ船に乗って、いよいよ船旅が始まります。
そして、途中、砂漠の真ん中の道路を爆速します。
で、エドフに到着したら、なんと船が行ってしまったと。。で、またバスはクルーズ船を追いかけるために走り、エスナへ。
途中の小さな休憩所で一休み。添乗員さんが「会社がアイス代を出します!」とのことだったので、美味しくキットカットアイスをいただきました。
で、やっとエスナへ。
クルーズ船がやってくるのを待ちます。
道端に山羊が歩いていました。
で、やっとクルーズ船がやってきました。
船内はこんな感じ。こちらはロビー。
なんだかんだで、我々だけ。船内はめちゃきれいでした。改装したばかりとのことです。
こちらは船室。
バスタブ付きのシャワー室。
屋上はサンデッキ。椅子が並んでいます。
エスナには堰が二つあって、一つは旧のやつでただ通過するだけ。もう一つは7メートルの高低差を通過するために、門を開閉して水位を上げ下げしている。
旧の水門が近づいてきました。
目の前のところを通過して行きます。
そして、日が落ちて行きます。
2隻入るとのことですが、この時は他に船がいなかったので、1隻だけで通過です。水が放出されるところは非常に圧巻でした。
屋上のプールを横目に水門を通過。
夕食を食べますが、そんなに食欲がなくちょびっと。
エジプト旅行はまだまだ続きます。明日はついにルクソール!